ヌースエネルギー商品は、私たちの意識に働きかけ、心身のさまざまな気になる部分に対して、根本から癒していく力を持つヒーリングアイテムです。ここではどのような仕組みでヌースの力が私たちの心身の癒しに関わっているのか、おおまかなメカニズムについてご紹介します。
後編では、「健康とは何か?」と題して、ヌースエネルギー商品の開発者(半田広宣 氏)による、ヌース的な観点での意識と心と身体の関係についてのお話です。
意識が変われば、すべての病は消える
前編の「病気とは何か?」では、意識は素粒子とダイレクトにつながっていて、素粒子の歪みが原子・分子・DNA・細胞・内蔵という伝わり方で病気になるということをお伝えしました。
では、どうすれば意識の歪みを直せるのか。これが問題です。それは「自分を客観的に見る」という思考や感性を働かせることによってできることなのです。日常生活の中で感情や思考に溺れてしまうのではなく、それらを外から見る意識を常に養うとでもいうのでしょうか?
極論すれば、病気を治すのに、薬も健康食品も、ヌースエネルギー商品も本当は必要ないのです。
では、なぜヌースエネルギー商品を開発しているのでしょうか?
ヌースエネルギー商品は単に「モノ」ではありません。薬のように「モノ」が「モノ」に働きかけている訳ではないのです。生体の自然治癒力を引き出すためには、「意識の触発」が必要です。ヌースエネルギー商品はその「触発」をつくり出します。生活の中のさまざまな意識経験によって、歪んでしまった意識のカタチを、少なくとも元の自然な状態に戻すキッカケ(トリガー)を与えること。それがヌースエネルギー商品の持つ特性なのです。
ウィルス・遺伝子レベルの病気が増えてきた理由
いま、地球上にはエイズをはじめ、狂牛病、口蹄疫といった原因のはっきりしない病気が、人間だけでなく、動物にも起こっています。これらは基本的に細胞レベルの異常が原因となって起こる病気です。ガンについても同じで、一説にはガンは18世紀の中頃に発見された病気で、それ以前はめったに見られなかったと言われています。
つまり、典型的な近代病なのです。近代以前の病気は栄養不足からくる内臓疾患や細菌による感染症などが圧倒的でしたから、ガンのように細胞自身がDNAレベルから変異を起こしていくなどという病気はなかったのです。
こうしたウィルスやDNAレベルで起きる病気の発生は、人間の価値観が大きく物質側へと傾いていったことと、とても密接に関係があります。つまり、物質的なものを通してしか世界を見ることが出来なくなった意識が、そのままダイレクトに素粒子を歪ませる原因になっているということなのです。ガンの原因のひとつとされるストレスなども、その結果としての遠因に過ぎません。
まさに、ガンに代表される現代病の原因は、私たちが想像する以上に根が深いものであるのです。分かりにくいかもしれないので、ここでひとつ、たとえ話を挙げてみます。
「私」と「地球」の健康は同じもの
「私」という存在は、家族やそれを取り巻く社会という共同体があってこそ、成り立ちます。そして、地域や国家といった共同体は風土や自然環境と密接に結びついて存立することができています。そこでは、なにひとつ切り離されているものはなく、すべてが生命のネットワークとしてつながって生きています。
では、「私の健康」はどのように成り立っているのでしょう?
それは当然、家族の健康、社会の健康、自然の健康、地球の健康という健康であることのネットワークによってしか成り立たないということが分かります。そして、この関係性は必ず双方向的なものです。つまり、社会や自然なんかどうでもよくて、自分だけが健康でありさえすればいいなんて理屈は通らない。同時に自分が健康にならなければ、社会や地球も健康にはなり得ないということです。
ところが、現在はそういった発想がすっかり薄れてしまっています。自分さえよければいい。自分の家族さえよければいい。自分の国さえよければいい。世の中の多くが、こういう発想です。
大きな枠を見て、自分を顧みることもしないし、また逆に、自分が世界を変えられるとも思わない。生命のネットワークが至る所でバラバラに切断されているのです。
癒しの力とは、「個人」ではなく
むしろ「人間関係」の中にある
いま、医療の最前線では、ゲノム解析からタンパク質解析の時代です。病気の原因をますます物質的側面からアプローチして解明しようとしています。しかし、実際にはこのような考え方が、ますます多くの病気を生み出していると言っても過言ではないのです。たとえ、その手法がいくら効果を上げようとも、です。
宇宙が「モノ」であれば、私たちの魂や意識などもすべてデータ化できるということになってしまいますが、残念ながら、宇宙はそういうものではありません。このままいけば、ますます病気は増え続けるし、それと同時に、心も冒されていく。そうした症状の解消には、「モノ」にも「心」にも同時に働きかける力が必要です。そして、そのような力は「モノ」と「心」を別々に見ないような考え方からしか生まれません。
だからこそ、ヌーソロジーでは、素粒子が人間の意識のカタチであり、そこにある歪みがさまざまな不具合を引き起しているということを訴えているのです。そして、事実、ヌースエネルギーには「モノ」と「心」の双方に働きかける不思議な力があります。
心の変容が生命と身体を活性化する
以前、ある末期ガンのおじいちゃんがいました。家族は寝ずの看病で疲れ果て、もう限界に達していました。一方、おじいちゃんはおじいちゃんで、病院特有のワガママ放題、言いたい放題。家族はもうウンザリでしたが、だからと言って、死んで欲しくはない。ものすごい葛藤です。
そこで、家族の要請でおじいちゃんにヌースエネルギー商品を使ってもらいました。すると、何が起こったか・・・最初におじいちゃんの表情にある変化が起こりました。それは「笑顔」でした。おじいちゃんに笑いが生まれたのです。
それまでは絶対君主のように怒鳴ってばかりいたのに、「悪いね、すまないね。」という言葉が温和な表情の中に、自然と出るようになったのです。これは誰かが諭した訳でもないのです。このちょっとした心の変化が、さっきのキッカケ(トリガー)なのです。それがキッカケとなって、今度はおじいちゃんと看病する家族の間に心の交流が生まれました。ここで重要なのは、こういった関係をお互いがもっと、病人だけではなく、看病する側も癒されるということです。
つまり、癒しの力というのは、その本質が人間関係の中にあるものなのです。そして、その交流のエネルギーによって、病気は病気でなくなっていく。このおじいちゃんは、最終的には亡くなられたのですが、ヌースエネルギー商品を使いはじめてからは、食欲も出て体力も戻り、末期特有の痛みも軽減し、家族に温かく見守られて、医師に宣告された以上の長い期間生き続け、充実した日々を過ごされました。
私たちにとっての
本当の意味での「健康」とは
ちょっと深刻な話になってしまいましたが、こうした意識(心)の変容が弱り切った自然治癒力を活性化し、身体をよい方向に向かわせただけでなく、その周囲にも多くの癒しをもたらしました。そして、結果的に、このご家族は多くの幸せなギフトを受け取ることができたのです。
私たちにとって、本当の意味での「健康」とは何を意味するのでしょうか?それは、自分の心と身体はもちろん、周囲や社会との関係においても、「健全なバランス」を保っていくことだと思うのです。なぜなら、すべてはつながっているのですから。
いま、私たち自身、幸か不幸か、「モノ」にあふれた社会に生きています。その結果、私たちの多くが、心と身体そのもののバランスを崩しています。そのバランスは心と身体に対する日々のケアを行うことによってしか、取り戻すことができないものです。ただ、それにはちょっとした意識の変化が必要です。逆を言えば、その変化するキッカケ(トリガー)があれば、心・身体は大きく変容を遂げることも可能です。
多くの方々にとって、このヌースエネルギー商品が、その変化のキッカケ(トリガー)の始まりとなることを心より祈っています。
※より詳しい内容についてご興味ある方は、半田広宣著『光の箱舟』(徳間書店)をご覧ください。