健康コラム
Healthcare Column.

酸素不足の解消で健康維持できる?

健康の土台は正常な血液循環から

炭酸ガスによる身体への大きな効果は、血のめぐりを良くすることです。めぐりが良くなれば細胞へ十分に酸素や栄養が運ばれ、身体は本来の力を取り戻します。炭酸を利用した温泉・炭酸泉に入ると、皮膚が赤くなる現象がありますが、これも血液循環が良くなった証拠です。細胞が活動する為に必要な酸素や栄養は全て血液から供給されます。

そのため、全ての健康の土台は正常な血液循環があってこそなのです。また、血液は熱も運んでいるので、血液循環が正常であれば、温かい血液を身体の隅々まで運び体温を高く維持する事が出来ます。それにより、各細胞は元気よく活動し、自然治癒力や免疫力がアップすると言われています。

慢性的な身体のコリや痛み、肌のトラブル、これらの不調は年齢と共に増えていきますが、なぜ不調が慢性化するのかというと自然治癒力の低下が原因です。炭酸ガスはその自然治癒力を高める働きがあります。

ボーア効果によって体内活動は活性化する

体内の60兆個以上の細胞は呼吸しています。呼吸をしなければ細胞の老化がどんどん加速していきます。

酸素は ヘモグロビンと共に体中を巡っていますが、ヘモグロビンは細胞までやってきても二酸化炭素が無ければ、 酸素を細胞へ渡しません。つまり、酸素は二酸化炭素と交換することで初めて、呼吸がおこなわれ、細胞の活性化がスムーズになります。体内の二酸化炭素量が多ければ、それだけ多くの酸素が細胞へ放たれ、 細胞の呼吸も促進されます。これをボーア効果と言います。

※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を再載しております。

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