健康コラム
Healthcare Column.

「痩せ菌」を増やして痩せやすい体質に

日々の美容や心身の健康を保つのに、健全な腸内環境は欠かせません。現在、腸内環境を良くする主流は、善玉菌のえさとなる食物繊維を多く摂取することです。 しかし今回、最新の研究によって超微細化(ナノ化)したプラチナが、腸内の善玉菌「アッカーマンシア菌」を増殖させ腸内環境を大きく改善することがわかり、反響を呼んでいます。 アッカーマンシア菌は別名「痩せ菌」とも呼ばれていて、食べているのにスリムな人」の腸内に多く、体脂肪の増加を抑える、血糖値を調整するなどの働きを持っています。

ちなみに糖尿病患者には、アッカーマンシア菌が少ないことも判明しており、肥満との相関関係がより伺えます。

痩せ菌を増やすためには

アッカーマンシア菌を増やすには、高脂肪食を控えて、水溶性食物繊維(こんにゃく・山芋などに含まれる)、オリゴ糖(玉ねぎ・ごぼうなどに含まれる)、ポリフェノール(ブルーベリー・大豆などに含まれる)などを摂ることが有効であるとの研究があります。

一方で、アッカーマンシア菌は体内への定着が難しいとも言われています。 近年の研究では、腸内の活性酸素(過酸化水素水)を減らすことで悪玉菌を駆逐し、アッカーマンシア菌を何と6倍も増やすことに成功しました。それが冒頭で述べたプラチナの効果です。

過酸化水素とは皆さんもよくご存じのオキシドールのこと。濃度が高いものは劇薬として扱われるほど、毒性を持っています。その過酸化水素を使って、善玉菌を攻撃しているのが腸内にいる悪玉菌です。

もちろんこの働きは、アッカーマンシア菌だけでなく、全ての腸内細菌をより健全な方向へ働かせます。腸内環境の改善が健康だけでなく美容やダイエットにも有効なことがよりハッキリと判明したと言えるのではないでしょうか。

真の「腸活」は悪玉菌を無力化することにあり!

私たちの身体は毎日、呼吸するだけでも1日10リットルの活性酸素を体内で発生させています。腸内で発生する活性酸素の中で、多く発生する活性酸素が「過酸化水素」です。

人間は仕事場など家の外では、交感神経を活発にさせる性質がありますので、寝室空間をまずは副交感神経優位、つまり、リラックスできる状態になるようコーディネートします。そして毎日入眠前の1~2時間をそこで過ごすようにすると、寝室に入るだけで「ここは安心できる場所だ!」と脳は認識し、副交感神経に切り替える習慣がつきます。

これまで「腸活」のための食品といえば、善玉菌を育てる、というようなものばかりでしたが、活性酸素対策を行い、悪玉菌を無力化していくことも大切です。

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※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を再載しております。

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