健康コラム
Healthcare Column.

血管を健康に保つ事がいのちを守る

血管疾患は死亡リスクが高い

日本人の平均寿命は、男性80歳、女性86歳です。日本における成人死亡原因のトップはがんで、次いで心筋梗塞、脳梗塞と続きます。
心筋梗塞、脳梗塞はいずれも血管の異常により引き起こされるもので、患者数を併せるとがんによる死亡よりも多くなります。

年齢とともに少なくなるエラスチン

では、血管の健康に大切となる要素は何でしょうか。動脈は伸縮を繰り返しながら血液を運び、心臓と同じポンプの働きを持っています。そして、その働きを生み出しているのがエラスチンの弾力性。柔らかさが不足している血管は血圧が安定しなくなります。

エラスチンは、人間の血管や皮膚、肺、靭帯等に多く含まれ、中でも血管は、約30%がエラスチンで構成されています。例えるなら、エラスチンは、柔らかくて伸縮性のあるゴムのような役割をもっています。体内のエラスチンは、20代をピークに、年齢を重ねるにしたがって減少してしまいます。エラスチンは、血管だけでなく、皮膚のシワやたるみの予防にも重要です。

いのちの鍵を握るエラスチン

血管を健やかに保つためには、エラスチンの減少を防ぐ事が大切です。
心臓から送り出された血液を体中に運んで行く「動脈」には、多くのエラスチンが含まれています。

心臓の収縮によって送り出された血液を、中小の細い動脈に送らなくてはならないからです。このことから、大動脈は「第2の心臓」とも呼ばれています。
 加齢等によってエラスチンの機能が低下すると、大動脈の伸縮が弱くなり心臓からの圧力が中小の動脈に伝わってしまい、高血圧のリスクが高まるのです。

一方、中小の動脈は大動脈から送られてきた血液で拡張と収縮を繰り返しながら血液を体の隅々まで送ります。この働きも、中小の動脈含まれるエラスチンのおかげです。
しかし、エラスチンが不足して細い動脈の拡張・収縮機能が働かないと、血圧の上昇や臓器の機能障害が起こります。このようにエラスチンは血液循環にとって無くてはならない構成成分です。
そんな大事なエラスチンですが、加齢と共に減少し、その代わり伸縮性のないコラーゲンが増えるため、動脈は硬くなり、血液循環が悪くなるのです。

動脈硬化は防ぐことが出来る

血管を健やかに保つためには、エラスチンの減少を防ぐ事が大切です。
心臓から送り出された血液を体中に運んで行く「動脈」には、多くのエラスチンが含まれています。

心臓の収縮によって送り出された血液を、中小の細い動脈に送らなくてはならないからです。このことから、大動脈は「第2の心臓」とも呼ばれています。
加齢等によってエラスチンの機能が低下すると、大動脈の伸縮が弱くなり心臓からの圧力が中小の動脈に伝わってしまい、高血圧のリスクが高まるのです。

一方、中小の動脈は大動脈から送られてきた血液で拡張と収縮を繰り返しながら血液を体の隅々まで送ります。この働きも、中小の動脈含まれるエラスチンのおかげです。
しかし、エラスチンが不足して細い動脈の拡張・収縮機能が働かないと、血圧の上昇や臓器の機能障害が起こります。このようにエラスチンは血液循環にとって無くてはならない構成成分です。
そんな大事なエラスチンですが、加齢と共に減少し、その代わり伸縮性のないコラーゲンが増えるため、動脈は硬くなり、血液循環が悪くなるのです。

エラスチンが摂れる食品

牛すじ肉、鶏の手羽先、軟骨、煮魚の煮凝りなどには比較的エラスチンが多く含まれます。
食品から摂取しづらい成分でもありますので、気になる方はぜひサプリメントの併用もおすすめします。

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※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を再載しております。

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