健康コラム
Healthcare Column.

睡眠不足からくる認知症を予防しよう!

認知症と無関係の人はいない

年をとると心配になってくるのが自分も認知症になってしまうのでは?という心配。認知症は、脳や体の病気が原因で、記憶・判断力の障害が起こり、通常の社会生活が困難になる状態のことで、病気の名前ではなく、頭痛とか腹痛と同じように症状のことを言います。

現在、65歳以上の5人に1人は認知症を発症していると考えられています。さらに高齢になるにつれ認知症の割合は増加することが予想され、85歳以上ともなると55%以上もの人が認知症になると言われています。
つまり、認知症はたとえ自分自身がならなくても、家族の誰かが発症し、関わらざるを得なくなる可能性が高くなります。

中でもアルツハイマー病は認知症の原因として最も多い病気です。アルツハイマー病では、症状が出る10年以上も前から脳の障害が少しずつ始まります。脳の障害は脳に異常なたんぱくが溜まることで起こり、それによって神経細胞の機能が落ち。神経細胞同士がお互いに情報のやり取りをすることができなくなって、最終的には神経細胞が死滅してしまうのです。

睡眠が認知症の原因を洗い流す?

脳に溜まる異常なたんぱく質の一つがアミロイドβ(ベータ)です。このアミロイドβの蓄積は何もアルツハイマー病だけに見られるわけではなく、年をとれば誰にも出現してきます。
このアミロイドβをなるべく蓄積しないようにすることが、認知症予防の第1歩です。

それには、特に難しいことをするよりも睡眠をしっかりとることが大切です。実は、私たちにはアミロイドβを排出する働きが備わっています。それが睡眠です。眠っている間にアミロイドβが洗い流され、脳への蓄積を防いでくれるのです。

より良い睡眠をとるためには

ストレスをためないこと、適度な運動を生活の中に取り入れること、食事はバランスよく摂ることです。特に発酵食品をよく利用して腸内環境を整え、食べ物をよく噛むことなどが推奨されていますが、なかなかお手本のような生活が出来ない方も多いのではないでしょうか。

食事を気にしても、運動をしても、最近なかなか眠りがスムーズにいかない方にはサプリを併用するのもおすすめです。 日々、何をしたらいいのかまだ分からない!でも脳の働きがここの所気になるという方は、サプリメントで簡単脳ケアしてみてはいかがでしょうか。

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※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を再載しております。

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