健康コラム
Healthcare Column.

驚きの健康素材プラチナ

プラチナと聞けば、多くの人が輝くアクセサリーを思い浮かべるでしょう。しかし意外かもしれませんが、プラチナは身体の健康、特に腸内浄化に役立つ特性が実はあるのです。

自然界の物質の中でも強力な抗酸化力を持つプラチナは、自動車のマフラーなどに使用され、排気ガスの害の軽減に役立っています。そのプラチナの圧倒的抗酸化力を健康に役立てるため、健康食品にも使われています。

例えばナノ技術によって微細化されたプラチナを飲むと、約26時間ものあいだ腸内に留まり、その後外に排出されます。プラチナが体内にいる間、全身に溜まる活性酸素を無毒化し続けます。活性酸素は病気や肌、体重増加など、健康トラブルの原因となるため、それを強力に除去できるプラチナは健康食品として非常に注目されているのです。

プラチナって飲めるの?

東京大学大学院の宮本有正教授が、プラチナには体内での強力な抗酸化力(活性酸素除去能力)があることを発見。
2005年には100万分の2ミリに細かくする技術を開発し、ポリマー(保護剤)で包み込むことで溶液化、食品素材となりました。それらは「プラチナナノコロイド」と名づけられ厚生労働省からも安全な食品添加物としても認められています。

腸内浄化の仕組み

プラチナの大きなメリットは、腸内の活性酸素を浄化することです。これにより腸内で善玉菌が好む低酸素環境が生まれ、腐敗菌の住処がなくなります。その結果、粘膜を作る腸内細菌が活発に働き、腸粘膜が厚くなり、バリア機能が回復します。

腸の粘膜が厚くなると、病原菌の体内侵入が防がれるだけでなく、未消化の糖や脂肪の吸収も抑制されます。また、腸内細菌が食物を発酵・合成し、有益な物質を作り出す手助けにもなるのです。

実際の研究で、微細なプラチナが腸内に入ると、「痩せ菌」とも言われるアッカーマンシア菌の数が6倍に増えることが明らかになりました。
プラチナの過酸化水素除去能力が、アッカーマンシア菌の増加と腸内環境の整備を促進するのです。

この菌の増加は、体脂肪の減少や血糖値の調整に役立ち、腸内フローラ全体のバランスを改善します。美と健康を同時に手に入れることができ、食品としてのプラチナの働きにより、美しく、そして健康な体を手に入れる選択肢が広がっています。

※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を改編・再載しております。

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