免疫は侵入したウイルスや細菌を検知し排除する重要な役割を果たします。その中でも「自然免疫」は、このシステムの最前線で活動し、侵入者(菌や毒素)の種類にかかわらず、身体を守ってくれる重要な盾です。
しかし、最近の研究では、新型コロナ感染症対策の切り札とされていたワクチン接種や新型コロナウイルス感染による後遺症によって、その大切な免疫機能が低下する可能性が世界中で指摘されるようになってきています。
まず、欧州医薬品庁は2022年に「コロナワクチンの接種を短期間で繰り返すと免疫に負担をかける可能性がある」という警告を発表して注意を呼びかけています。
また、京都大学の福島名誉教授は2021年~2023年にかけて国内の医学学会で報告されたワクチン接種後の健康被害を調査した結果、血管・心臓障害・皮膚筋炎や帯状疱疹など体中の様々な組織で複数の疾患が同時に発症しているという調査結果を発表しました。
このような副作用のパターンはこれまでのワクチンや副作用の強い抗がん剤でも前例がなく、さらなる調査の必要性を国に求めています。
2023年12月、日本の理科化学研究所と京都大学の研究チームが新型コロナウイルスの持続感染が心不全のリスクを増加させる可能性があると発表しました。
さらに同時期に科学誌『ネイチャー』では持続感染が免疫不全を引き起こす可能性があることが示され、その結果新型コロナ後遺症による健康への不安が世界的に拡大しています。これらの研究結果は、免疫力が低下している人々への注意を促し、さらに「自然免疫」の強化が後遺症の不安を和らげる鍵であることを示しています。また軽症であっても新型コロナに感染した経験がある方や、感染経験はないけどワクチンを接種した方など、どのケースも健康リスクを軽視できず、自然免疫を強化する重要性が改めて確認されています。
自然免疫は生まれながらにしてもつシステムで、低下しても多様な方法で回復・活性化させることが可能であることが分かっています。
近年、腸内環境を整える、といった具体的な免疫強化方法も明らかにされています。ポストコロナ時代において、健康を維持するには自然免疫の強化が不可欠であると言えるでしょう。
自然免疫は生まれながらにしてもつシステムで、低下しても多様な方法で回復・活性化させることが可能であることが分かっています。 近年、腸内環境を整える、といった具体的な免疫強化方法も明らかにされています。ポストコロナ時代において、健康を維持するには自然免疫の強化が不可欠であると言えるでしょう。
※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を改編・再載しております。
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