健康コラム
Healthcare Column.

高すぎも低過ぎもダメ!? コレステロールと中性脂肪

コレステロール不足は脳機能に影響する

食生活を変えたつもりはないのに、健康診断で「コレステロールと中性脂肪が高いので気をつけてください」と診断しされた方も多いのではないでしょうか。

また実際に治療薬を飲んでも、だるさが出たり、食事に気を付けても効果がない方も多いようです。もっと簡単に減らせる方法はないのでしょうか。

しかし、コレステロールは悪い面だけではありません。コレステロールが多いと、動脈硬化の原因になりますが、大切な役割もあります。
コレステロールが減ることで細胞の働きが悪くなり、脳細胞内にセロトニンが取り込まれなくなり、うつ状態、暴力や自殺、高齢者の認知症や記憶障害など、脳の機能に弊害をもたらすこともあるのです。

中性脂肪は生きる為のエネルギー源!

中性脂肪も肥満や動脈硬化、脂肪肝の原因となることから良くないイメージがありますが、良い作用もあります。
中性脂肪は私たちが活動するためのエネルギー源でありますし、体温を一定に保ったり、臓器のクッションとなり守っているのです。とはいえ、余った中性脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられると、途端に悪者になってしまいます。
まさしく「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

不要なものをスッキリ出して溜め込み体質を改善!

人は不調が続くと、栄養が足りないからだと思い込みがちです。ところが実際は身体の中の不要な物を外に出すことが肝要です。不要なものが排出されれば、自ずと栄養も身体の中に入ってきます。
余計なものは出す、そして必要なものを摂るという順番が大切なのです。

コレステロールと中性脂肪値を正常に戻すための基本は、「運動」と「食事」の両方だとされています。
そして大切なことは無理な運動、無理な食事制限を行うのではなく自然な形で中性脂肪やコレステロールを少しずつ減らすこと。

あまり頑張りすぎて体を壊したり、ストレスを抱えてしまっては元も子もありません。
負担の少ない、より自然な手段としてサプリメントを併用することもオススメです。

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※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を改編・再載しております。

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