健康コラム
Healthcare Column.

中高年から始めよう。健康目的のプロテイン

30代から筋力低下が始まる

プロテインとは、「たんぱく質」のことで、私たちの身体をつくる、とても重要な栄養素です。筋肉はもちろん、骨や関節、内臓、血管、皮膚、血液など身体はたんぱく質無しでは成り立ちません。生体機能の調整に欠かせないホルモンや酵素もたんぱく質から作られているのです。

身体をつくり、身体の働きに深く関わるたんぱく質ですが、人間は加齢に伴い、骨や筋肉量が徐々に減っていきます。筋肉量に至っては30代から減少の一途をたどり、40代から60代にかけてはおよそ2割減、70代になると4割程度に減少します。

その減少量は上肢、下肢と部位によって異なるものの、たんぱく質をしっかりとらないと、こうした老化のスピードをどんどん加速させ、足腰の強さに大きく影響してしまいます。 若さと健康を保つためにはたんぱく質の摂取はとても重要なのです。

血液検査で判明できるたんぱく質不足

体内のたんぱく質が足りているか、どうしたらわかるのでしょう? その指標の1つがアルブミン値です。アルブミンとは血液中に含まれる小さなたんぱく質。食事からとったたんぱく質を原料にして、肝臓で作られます。アルブミン値は血液検査でわかり、栄養状態や健康状態、老化を見る指標になります。
平成15年と平成23年の国民栄養調査のアルブミン値を比較すると、残念ながら日本人の血中アルブミン値は男女とも低下傾向にあります。

高齢者になると低栄養な食事が多くなりがちですが、これがアルブミン値を低下させる1番の原因です。日本人のアルブミン値は男女ともに年々低下傾向にあります。 アルブミン値が高いほど長生きになることがわかっているため、このままでは日本の長寿世界一位も危ういかもしれません。

アルブミンが不足すると……

アルブミン値の低下は肝疾患、腎臓病、低栄養が疑われ、血管に栄養がいきわたらず、血管が傷ついて血栓の原因にもなります。また血液中のアルブミン量が減少すると、筋肉にエネルギーが十分に供給されず、筋肉の運動に支障が出ます。

このほかアルブミン値は認知症などにも関係し、アルブミン値が低いと認知機能の低下が起きやすいという研究結果もあります。

手軽にたんぱく質を摂取できるプロテイン

しかし日常でたんぱく質を多く摂取するのが難しい方も多いのが現状。そんな方に活用してほしいものがプロテインです。
ひとくちにプロテインといっても原材料やその用途によって、多くの種類があります。
健康対策には添加物が極力少なく、乳化剤不使用の身体に負担の少ないプロテインをぜひお選びいただくことをお薦めいたします。

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※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を再載しております。

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