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2008年12月25日
新たな風が吹き命は生まれ代わる。枯葉が風に舞い若葉を芽吹くように!
どれみ村を始めた頃は「エコロジー」なんて
言葉を話の中で使っても「何それ?」
言葉を知っている人ですら「生態系が何だって?」そんな調子でした。
殆どの人は自分と余りに離れている「エコロジー」の存在に
会話すら成立ちませんでした。
「オーガニック」に至っては
「美味しい肉だって!俺にも食わしてくれよ!」ですから
「オイそれじゃ真逆だろ!」のお笑い見たいな時代でした。
それが もうすぐ年が開けたらどれみ村も驚きの21周年。
街ではエコの文字を普通に見かける様になりましたし
オーガニックカフェやらレストラン・ショップ...
オーガニックコットンオーガニック住宅まで...。
前回のツアーでは 東京でオーガニックの寿司屋さんに
実際に食べに入ったほど 徐々にですが広がっている様で
とっても嬉しいことです。(葛藤続きのどれみ活動もまんざら無駄ではなかったネ。
オーガニックの花屋さんが無いのは残念ですけど...
『謹賀新年』おめでとうございます。
皆さんが健康で良い年となる様ここで景気付けに ボクの歌を
プレゼントします。(音は聞こえないけど心の耳で聞いて...)
♪【体力こそすべて】♪
作詞・作曲 伊福 規(ただし)/天波博文
強く高く 鳥より早く
海を渡れ 遥かな思い
歴史を越えて 風より遠く
汗と涙は 明日への祈り
そうさ 体力こそすべて
体力こそ全て 体力こそ全て
体力こそすべて
忍耐力こそ全て忍耐力こそ全て
忍耐力こそすべて 全ての源
そうさ 体力こそすべて。
強く高く 声より早く
響け世界に われ等の足音
荒れ野耕す 妻子と共に
届け未来に 手渡すいのち
そうさ 精力こそすべて
精力こそ全て 精力こそ全て
精力こそすべて
精神力こそ全て精神力こそ全て
精神力こそすべて 全ての源
そうさ 愛妻こそすべて。
君はそのまま 美しい祖国
愛を誇りに 平和を競へ
野菜力が共生力 そうさ
体力こそすべて............。
(どうでした?ボクの思い届きましたか?)
それでは本題に...
今年の干支は牛(丑)です。
ライトなスタッフファンの皆さんは「モ~ォお腹一杯でモ~ォ食べられないょ~」なんて寝ながらすっかり牛になっちゃってるんじゃないんですか...?
さてバターがスーパーの店頭から姿を消したのが去年の7月頃。
約10%ぐらい値上げされ 小さくなってさりげなく店頭復帰したのが9月に入ってからでしたか?この現象の裏側にはエコ時代の暗雲とも言うべき穀物からバイオエネルギーを生産する過ったエコビジネスが蔓延って来ていることを示唆する兆しでもあります。
それでは丑年に因んで 牛とエコの関係をお話しますネ。
日本の酪農業は黒舟の到来以来1960年代には40万戸まで拡大しましたが それ以降は減少の一途を辿り 去年ついに2万戸を割り込んだそうです。牛の話で良く触れるネタですが
「毎日繰返し沢山の餌をあげおまけにウンチの掃除までやりそれも赤ちゃんから丹精に育てやっと絞った牛乳がですョ。ペットボトルに入った水の値段と大差無いなんて...。それに輸入飼料が150%も値上がったのに生産者価格は僅か5%の値上ですから...。」
酪農経営が衰退してゆくのが皆さんにも簡単に解るでしょ!
しかし 酪農家の人には忍びない話しになりますがエコひいきの観点からは無理もないことかもナ...と息を飲みながら考えてしまいます。牛乳が日本人にとっての骨粗鬆症の一番の原因だとか地球温暖化には羊や牛のゲップ(メタンガス)の方がCO2の56倍の悪影響があるとか牛乳の苦手なボクだからと言う訳じゃ断じてありませんからネ
付け加えて温暖化の主原因は電子機器に不可欠な半導体の洗浄等に使われるフロンガスに代わる代替フロンの使用の方がオゾン層破壊には有効策でも何とCO2の1,000倍もの悪影響を与えているのが実態だそうです。
温暖化問題と一言で言っても実は複雑で まだまだ素人では解らないことばかりの様ですネ。結論ではないけど これからはあまり動物食を頂かない方がともかくエコひいきの様ですョ。
ついでに牛のネタをもう一つ。
「牛乳は誰れが飲む物ですか?エッ!カルシウム不足の子供や病人が飲む物ですって!とんでもない!逆効果ですョ。そうじゃなくて本来牛乳は牛の赤ちゃんが飲む物でしょ!それを人間様が全て取り上げてしまったのですから...。それでは牛の赤ちゃんは 一体何を食べていると思いますか?」
それが前述した輸入飼料です。
大袈裟に言えば 草や穀類のカスや肉骨粉(狂牛病のもと)等の動物の産廃物をも混合した化学薬品漬けのエサなのです。牛だけで無く家畜が良く病気になるのが何となく解るでしょう。
そして その畜産物を人が食べているのですから免疫力が低下して病気がちになるのもうなずけるでしょ!
どうですか?このぐらいでモ~ォうんざりしたでしょ。 最後に一言。
ボクも農業それも友氣農行に巡り会わなかったなら
自分の命を育んでいる食べ物がどんな風に作られているのか知り得なかったと思います。阿蘇でどれみの生命線の米を自然農法で栽培して下れている農職人さんが云うことにゃ!
「米はようけ採ろうでち田んぼに ほいっぴゃ苗ば
植えたっちゃ 山からン風に吹き倒さるっとが落ちたい!
そぎゃんじゃなかもんナ~ 自然にいこうでち思うなら
風は大切な友だちだんナ~。
稲の株の間ば ゆったり開けとくなら 詰まっとらん分
虫もつかんし ちいとどま虫ンついたてちゃ!
風で吹き飛ばされるもんな~
それよっか生命力の強か米はどぎゃん障害でん天災のごたる
アクシデントにおうても倒れん強か意志ば持っとるもん
そるよっかストレスばバネにして味ば深むっとたい。」
どうですか?熊本弁ですので解りににくいかも知れませんが彼の伝えてくれたことはエコひいきの心構えにとってとっても大切なことですのでボクなりの解釈で通訳しますと。
収量を上げ様と苗を増殖しても風の通り道がないのでは稲が壁の代わりになってしまいかえって全面的に倒されてしまい被害が拡大すると言うのです。
虫のこともそうですが 害虫も病気も生命の協調を乱す物はとかく闇が密集した所だったり水が滞った所に発生するのです。
しかし 生命力のある米でも野菜でも 例え年月は掛るにせそんな悪条件下でも環境を浄化しむしろそれ等のストレスを乗り越へ植物自身の免疫力を高めるフラボノイドを生成して生きてゆくのです。
新年早々驚きの話をして済みませんでした。
とにかく新年とは年が生まれ変わること。
ボク達もエコ時代の風を受け新しく生まれ変わりましょう。
どうぞ黒玄米と友氣野菜をしっかり食べ 細胞をリフレッシュしてゆきしょう。
体力こそ全て健康こそ全て...。
投稿者 right : 2008年12月25日 11:57
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